2006年12月30日土曜日

今年の反省

 今年は、いじめを苦にしての自殺の報道が相次ぎました。今年を表す漢字が「命」だそうですが、「命」について、子供達と一緒に考えていかなければならないと考えています。
 現代の風潮として「命」が軽く取り扱われているような気がして仕方ありません。
 「いのち」は壊すことは容易いのですが、作り出すことは人間には出来ません。
 「アシモ」が歩いたり、「たまっごち」の中ではキャラクターが成長していますが、決められたプログラム通りに擬似的に動いているに過ぎません。「いのち」はリセットできません。
 そして、自分の「命」は、この世に一つしかありません。過去にも未来にもただ一つです。
 そのただ一つの「命」を大切に感じられないとしたら不幸なことです。自分の「命」を大切に感じられない人が、他人の「命」を大切なただ一つの「命」と感じられないとしても不思議ではないのかもしれません。残念ながら。
 自分の「命」について、そして、全体としての「いのち」の不思議さ神秘についても深く思索を巡らす時間が必要なのでしょう。
 鎮魂行の時間がそのような時間になったらすばらしい事だと思います。
 易筋行である少林寺拳法から徐々に鎮魂行に、そしてまた、易筋行にと巡って行けたなら心身一如の修行に近づけるでしょうか?

 さて、今年も様々な行事がありました。
6月18日 2006年七尾市錬成大会を行いました。
今年も、七尾市少林寺拳法協会会長の池岡先生に「私の子育て論」として講演をして頂きました。終了後、開祖デーとして七尾武道館周辺の美化活動を例年通り行いました。

7月16日 2006年少林寺拳法石川県大会 津幡運動公園体育館で行われました。
織・あ・・、生・風・ 組が小学生低学年4〜6級の部に入賞しました。おめでとうございます。

8月27日 親子バーベキュー大会 中島オートキャンプ場 
沢山の方の参加ありがとうございました。今年は宿泊もしてみました。なかなか好評だったようです。

8月6日 石川県民体育大会 和倉市民体育館 
10年ぶりに七尾市で大会が開催されました。11市町参加で6位の成績でした。

10月29日 能登小教区金剛禅大会 白尾公民館
かほく市の出前講座の講師である大熊 玄(おおくま げん)先生の「やさしい道徳のお話 〜自利利他の心〜」というお話がありました。なぞなぞの問題解けました?

11月5日 少林寺拳法創始60周年記念研修会 石川県青少年総合研修センター
馳浩衆議院議員と坂下本部宗務局長のお話がありました。

12月24日 能登七尾支部納会(もちつき大会) 七尾市武道館
今年は5升の餅米を突きました。感想文は支部便りを見て下さい。

12月24日 能登少年錬成大会 宝達志水町スポーツセンター体育館
七尾からは4人の参加でした。もちつき大会を午前中に終わらせて、午後から参加しました。スケジュールは少しきつかったです。

2006年12月20日水曜日

土地購入

 12月20日に正式に土地購入のサインをして代金の支払いをしました。
 午後6時半に売り主の方の家に行くと、不動産、司法書士の方が待っていました。最終確認と簡単な登記経緯の説明がありました。
  売り主は80代の一人暮らしのご婦人でした。土地を沢山相続したけれど、税金も払えなくて困っているそうです。土地から収益が上がれば良いのでしょうが、農地を耕してくれる人いないので、完全に遊んでいる土地の様です。借りてくれる人もいなく、売ろうにも買ってくれる人もなかなかいなかったようです。こんな土地を買おうとする私はバカなのでしょうか?ふとそんな事を考えてしまいました。

 400万円の現金を渡して契約は成立です。(400万は他から借りました)
 土地登記の手続きは、司法書士の方が全部行ってくれたので、言われたとおりに判子を押して終了です。

 400万円渡して手数料を引いて、水道引き込み料を引いて、側溝の敷設代を引くと売り主のご婦人に渡る現金は120万円程度の様です。そこから滞納している税金を引くとあまり残らないとご婦人は、ぼやいていました。
 こちらは、350万円にまで価格が下がらないか?と考えていましたが、400万円でぎりぎりだったのかかも?と思ってしまいました。

 いずれにせよ、この土地を生かすも殺すも私の今後の活用次第となってくると改めて思いました。

付け足し
 後日、7万900円の請求書が司法事務所ら届きました。登記手数料(2万8千円)と登記税(4万1千500円)+消費税です。忘れていたわけではありませんが、登記の為に7万もかかるとは思っていませんでした。この後も色々税金がかかってくるのだろうなぁ〜。 はぁ〜。

2006年12月2日土曜日

12月の昇級考試は七尾で行いました

12月2日(土)能登ブロック5支部が集まり、昇級考試が行われました。
今回の昇格考試は七尾で行われました。
いつも練習しているワークパル七尾で行いました。
今日も普段通り、練習があったので、13時半に会場に行き、15時半まで通常の練習をしました。
それから、試験を受ける子供達を対象に16時半までみっちりと練習をしました。
昇級考試は19時からなので時間がありましたが、早い方は、18時頃には会場に来るので、そのままワークパル七尾に残りました。近くのコンビニで弁当を買って食べ、多少残っていた、事務仕事を片付けていると17時50分頃、最初の方が会場に現れました。

2006年11月26日日曜日

喧嘩の原因

 昨日の練習中(休憩時間)、4年生の男の子が半べそになりながら、3年生の男の子をしきりに蹴っています。事情を聞いてもはっきりしませんでしたが、どうも、もう一人の4年生の男の子と3人ほどでふざけあっていたようです。その内に口喧嘩から手を出して力加減が過ぎたのか、だんだんエスカレートしていったようです。
 別にだれかが悪いわけではなく、お互いに原因があるようでした。そして、 たまたま見た時が2人であって、3人が関わっていたようです。
 これは、チャンスだと思ったので、当事者3人以外にも来ていた全員を列ばせて話をしました。

 どうやら、争いの原因は、だれが悪い訳ではなく、3人がお互いに悪いようです。悪ふざけして遊んでいるのは別にかまわないと思いますが、少しだけ相手の気持ちも考えてあげて下さい。悪口を言うと時も「これを言ったら相手がどう思うか、感じるか」を想像して下さい。手や足を出すときも「これ以上やったら相手が痛いだろうな」など想像して下さい。
 少林寺拳法では「半ば他人の幸せを」と言っているのですから、皆さんはそれを習っているはずですよね。相手がどう感じているか、思っているか想像する事は大切なことです。
 また、少林寺拳法の技をいじめの道具に使うことは許されません。「少林寺拳法の技をどんな時にも使うな!」と言っている訳ではありません。皆さんは、せっかく少林寺拳法を練習しているのですから、自分が正しいと思ったことに使って下さい。皆を守る為になら使っても良いと先生は思います。
 それで、自分が悪いと思った人は、後で謝っておいて下さい。これでこの件は、お終いです。

 後は、通常どおり練習を再開しました。3人とも普通に仲良く練習していましたから特に問題は無いように思います。喧嘩しながら相手との距離感を学び、付き合い方を学んでいくのだと思いますので、これ以上に発展しなければ良い経験でしょう。当事者3人以外の子供達にとっても良い勉強の機会だと思います。
 もう少し年齢が上で、もめた場合も基本的には同じだと思います。当事者も周りの子達も全員が納得のいく形で裁定できれば勉強の機会だと思います。ここは、仲裁に入る大人の裁量が問われるのでしょう。難しいケースもあるかもしれませんが、これも勉強の内でしょう。

2006年11月24日金曜日

1000万円!まだまだ遠いな〜

 やはり、寺社として道院を建てるのは難しいようです。本山にも第1種低層住居専用地域に寺社として道院を建築した例が無いかを質問しましたしかし、「このような質問を受けること自体が始めてであり、そのような形で統計をとっているわけでもないので、わからい」と言う回答でした。七尾市の方にも再度問い合わせましたが、前回と同じような回答でした。最終的な返事は12月6日ごろにもらえる約束です。多分、無理だろうと思います。
 で、本日、住宅兼道場として建てた場合の第二弾の建築費を聞いてきました。1000万円です。300万円圧縮されましたが、まだまだ無理です。
 次回までにもう少し建物を狭くした建設案と見積もりを出してもらうことにしました。できれば600万円〜700万円程度になれば可能性が見えてくるのですが・・・。
 40畳の道場から32畳に減らすことにしました。これ以上狭くなると何の為にお金を出して建設するのか判らなくなります。
 大工仕事と木材費、電気工事費、配管設置費などが圧縮できる可能性があるのではないかと考えています。間仕切りが単純なほど、戸などが少ないほど大工仕事、木材費は押さえられるようです。トイレなどの配置の仕方によって 配管や基礎も少なくなります。あまり、考えていませんでしたが、天井高が高ければそれだけ建築材料が必要になります。
 次回の打ち合わせでは、見積もりの明細書もじっくり眺めてみようと思います。

2006年11月16日木曜日

知識と知恵

 11月12日の北陸武専で、峠道院長(京都京極道院)のお話が印象的だったので 、本日の法話でその話の一つを紹介しました。
 知識と知恵の違いについてです。漢字は、4年生ぐらいでも読めました。意味の違いを説明しようとすると高校生でも難しいようです。
 知識は、単に頭の中だけで知っているだけ。
 知恵は、行動や働きかけがあり、人に恵みをもたらす知である。
 知っているだけでなく、行動が伴わなければ役に立ちませんね。
 知識ばかりでなく知恵も身につけていけたら良いですね。
                      こんな話をしました。
 最近、いじめ問題が一段と強く取り上げられています。いじめはいけない事だと誰もが知識を持っています。しかし、それを防ぐ知恵は、なかなか発揮できません。いじめをなくしていける知恵が、皆にあれば良いのですが・・・。

 知恵のもう一段階上は、智慧(ちえ)でしょうか?この漢字は仏の知恵と言う意味が加えられているようです。本当に必要なのは智慧なのでしょう。

2006年11月10日金曜日

第1種低層住居専用地域

「第1種低層住居専用地域」に建てられる建物は、住宅、共同住宅、下宿、幼稚園、小中高学校、公衆浴場、診療所、図書館、老人ホーム、50平方メートル以内の兼用住宅、寺社、その他公益上必要な建物等が建築可能と書いてあります。

 文中に「寺社」と言う項目があります。そこで、金剛禅が、寺社と言う項目に当てはまるのか、市役所の建設部 建築住宅課に本日相談に行ってきました。
 結果、前例が無いので即答することはできないと言われました。
「宗教の施設と言っても少林寺拳法と言う武道を行うのでしょ?」
「武道の練習となると、騒音などを規制するために、この用途規制があるのに、騒音で後で住民から苦情がよせられても困るし・・・。」
 県、国などに問い合わせてみてくれる事になりましたが、こちらも本山に問い合わせて、全国に第1種低層住居専用地域で道院の建設許可が下りている例がないか調べて欲しいと言われました。

本山に以下の相談をする事にしました。
1 全国に第1種低層住居専用地域で道院の建設許可が下りている例がないか?
2 あるとすれば、50平方メートル以内の兼用住宅としてか?それとも寺社としてか?
3 あるとすれば、いくらほどで建築できたのか?どんな建物か?
4 そもそも「第1種低層住居専用地域」の用途規制とは、どんなものなのか?
5 この土地に道院建設の可能性があるのか、無いのか?

何か良い情報が出てくるでしょうか?

2006年11月9日木曜日

レシート

 本日の練習の最後に法話でこんな話をしました。11月5日の研修会での感想です。馳議員の講演で聞いたレシートの話題です。レジでもらうレシートと同じ意味だそうですが、プロレスでの話だそうです。講演の最後におまけとしてプロレスの話題を話してくれた時の内容です。
 プロレスでは、本気で技を繰り出すが、それは、相手に「私はこれくらい練習してます」と伝える事にもなるそうです。相手も同じくらいの本気度と強さで技を繰り出しても自分はそれを受けるだけの準備ができている事を示した事になるそうです。だから、新人は怖くて先輩に本気で掛かって行けないそうです。逆に実力も無いのに本気で掛かって行くとケガをしてしまうことになるそうです。「プロレスラーは、本気で技を出し合ってもケガをしない程度にトレーニングも積んでいるんだ」と話していました。暗黙の了解でそれを伝える事をレシートと呼んでいるそうです。
 このレシートは、普段の生活でも当てはめることができるのではないかと思いました。にこっと笑って「こんにちは!」と言うのと、ぶすっとして「こんにちは」と言うのでは、相手が受け取る印象は全く違った物になります。
 相手を無理矢理変えることは、なかなか難しい事ですが、自分の接し方を変えるだけで、案外相手の対応も変わってくるのではないでしょうか?
 挑戦的なもの言いだったり、横柄な態度で答えたりしていると相手も段々喧嘩腰になってきたりします。
 レシートの意味をこんな風に捉えて考えてみました。このような真意で馳議員が話したのかどうかは知りませんが、私が話を聞いて考えた感想です。

2006年11月6日月曜日

公共性

 人を通じて七尾市の担当の方に、土地の規制について聞いてもらいました。結論から言うと「寺社、公共性の高い建物」に該当しそうだと言う話のようです。但し、市の担当者の本音としては、許可をして後で近所から苦情が出た場合は困ると言う事のようです。「うさんくさい物には認可を出したくない」と言う事でしょう。判るような気がします。
 そこで、七尾市の担当の方に、金剛禅について、少林寺拳法について、道院について話す機会を設けてもらうことにしました。ここが正念場かもしれません。

2006年11月5日日曜日

話題を絞る大切さ

 少林寺拳法創始60周年記念講習会と銘打って、石川県少林寺拳法振興会主催で石川県少林寺拳法連盟共催の講習会が石川県青少年総合研修センターで行われました。講師は馳 浩(衆議院議員) と坂下 充(金剛禅総本山少林寺 宗務局長)でした。
 馳議員は、選挙用の固い話でもするのかと勝手に考えていたら、教師時代の体験を交えながら生徒との信頼関係を築く第一歩のテクニックを「アイコンタクト」「スピーチコンタクト」「タッチコンタクト」の3つで説明していました。時々、議員として経験とプロレスラーとしての経験も交えて話をされており、とても判りやすく、有意義な時間が過ごせました。
 これは、話題を3つに絞って話をしていたからだと思います。例え話が脱線してきても3つの話題のいずれかに結びつけて話題を戻してこれるので聞いている方は混乱せずに最後まで話についていけるのだと思います。
 当然、人を引きつける話し方など別のテクニックも随所にあるからなのでしょうが、大変面白く聞くことができました。
 だらだらと話が進むと、一つ一つの話題が面白くとも結局、何を言わんとしていたのか良く判らなくなることがあります。テーマを最初にはっきりさせて話題が様々に飛び回るのは、聞いていて面白い話になるような気がします。

2006年11月4日土曜日

3つの約束

 本日、入門式を行いました。対象者は4人です。
 毎回、式の最後に法話を行います。3つの約束を確認しました。
「やるときは、やる」「はなしを聞く」「少林寺拳法の拳士として守らなければならない4つ」の3つです。
(最後は4つあるので実は7つの約束なのですが・・・。)
(ちなみに、却下照光、合掌礼、作務、服装の4つです。)
 子供達には、約束は自分自身に誓ったことで、約束を守るのも破るのも自分次第であることを話しました。ただ、忘れてしまうこともあるから、この約束が守れなかったときは、皆さんの代わりに先生が注意をしたり、叱ることがあるとも話しておきました。
 これは、新入門の子供達だけに話したのではなく、他の子供達にも繰り返し、繰り返し話していることです。
 子供達を注意したり、叱ったりする時は、この3つ(7つ)の約束に絡めて理由を納得させながら叱ります。何故、叱られたのか理解させるのは大切なことだと思います。

2006年11月1日水曜日

1300万円!?

 本日、道場の見積もりを提示されました。「・・・・。」です。
「1300万円!?」普通の住宅と変わらないではないか?予算は500万円〜600万円ですよ!倍です。倍!
 話によると、仮契約をした土地は、規制がかかっている土地で第1種低層住居地区なのだそうです。ここの規制は、住宅か学校、図書館、寺社など公共性の高い物でないと建てられないそうです。店舗、工場などは建てられないそうです。そこで住宅として七尾市に申請するために住宅としての基準を満たす使用にしたところこの金額になったそうです。
 住宅はいらない。雨風がしのげればそれで十分。
 このままでは、計画は頓挫です。
 狭くすれば安くなります。と言う話であったが、それは本末転倒!多少狭くても練習する場所が欲しかったのに、練習できないくらい狭かったらお金を出す意味が無い!!!!
 「寺社、公共性の高い建物」と言う言葉に活路を見いだそうと考えているのですが、抜け出す方策があるのだろうか?検討中!

2006年10月29日日曜日

話すための素材の選び方

 能登小教区主催の能登金剛禅大会が、かほく市の白尾公民館にて行われました。午前中にかほく市の出前講座の講師である大熊 玄(おおくま げん)先生の「やさしい道徳のお話 〜自利利他の心〜」というお話がありました。
 大熊先生のお話は、最初に子供達の関心を引きつけるために絵本を使っていました。私もその手を使ったことがありますが、つかみはバッチリです。
 そして感心したのは、もっと興味を引きつけるために絵本の中の話を題材に問題を出して答えさせていたことです。少しひねった問題だと子供達は色々と考えてくれます。
 しばしば想定していなかったような答えも飛び出します。下手をするとあまりに自由な答えに出題者が振り回されてしまいます。私も最初は、子供達の答えに振り回されてなかなか用意している答えにたどり着かない経験をしました。 大熊先生は上手にまとめていました。
 話し方のテクニックで、もう一つ感心したのは、題材と素材の選び方と結び付け方です。話す題材は誰でも考えるのですが、その題材に興味を向けてもらうためには、話を聞く側の興味を引く素材を結びつけてなければ話は面白くありません。具体的に言うと今回は、国民的認知度の「ドラえもん」を使っていました。題材は「自利利他」です。それを「ドラえもん」と言う素材で料理していました。
 のび太の目標は、りっぱな大人になることです。ドラえもんの目標は、のび太をりっぱな大人にする事です。二人の利害は、完全に一致しています。それぞれの目標を達成するように努力をするとどちらも勝者になります。負ける人がいません。この関係が「自利利他」です。
 のび太がりっぱな大人になるとドラえもんは未来からやって来ないかもしれません。ドラえもんが来なかったらのび太は、りっぱな大人になれないかもしれません。そうしたらやっぱりドラえもんが来て・・・。
 と言ういじわるなパラドックスの話は、横に置いておきましょう。
 自分が話す時の事を考えながら人の話を聞くのは、大変参考になります。つまらない話は、素材の選び方と料理のしかたがいまいちなのでしょう。聞く人の興味を引くテクニックはこれからも磨いていきたいと思います。

2006年10月28日土曜日

誉める!

 今日は、さすがに鎮魂行は、ビシッと決まっていました。例の3人も大人しくしていました。
 そうか!ここでだめ押しで、3人を誉めておくべきでした。忘れていました。叱るだけでなく、誉めないと効果半減です。しらじらしく、来週の練習で誉めてみようか?
 叱るのと誉めるバランスは、1対4で誉めるのが多い方が良いと考えています。簡単な事でも誉められて嬉しくない人はいませんから。しかし、叱るのは簡単ですが誉めるのは難しい。練習しないと誉められないかも?

土地購入?

 間取りは、頭を悩ませました。何十通りの図面を書いたことか。
 10月13日に土地の仮契約をしました。10万円の手付け金を払いました。
これで、こちらから「やはり止めます」と言わない限り淡々と話は進むでしょう。
 現在は、建物の見積もりが出来上がるのを待っている段階です。11月1日にプランの説明があるようです。
 お金の借り入れの準備を始めなければと考えています。返していけるのでしょうか?支部に場所を貸す契約をしてそれを返済に充てることを考えていますが、拳士の所属人数28人が限界点と考えています。現在ぎりぎりです。拳士の中心が子供です。今後、少子化の中で拳士数が減っていく可能性があります。
 こんな、利用率の低い物を作って大丈夫なのだろうかと不安にもなります。単なるバカなのでしょうか?
 男の夢?道楽?・・・。やはり単なるバカ?

50坪

 9月下旬、これもダメもとで不動産担当者に話をしました。「確かこの近くに(自宅近くに)坪10万で50坪の土地を前に紹介してもらいましたよね?」「あそこ400万にないませんかね?」
不動産担当者、少し間を置いてから「聞いてみますか?」
「可能ならそうして下さい」と私!
 この辺りは坪12万〜15万程度が相場の様で、広い道路から少し中に入り込んでいると10万程度になるようです。(随分詳しくなったものだ)
 15年ほど前のバブル崩壊まもなくの頃は坪20万円以上していたはずであるが、半分程度になってしまったようです。(市街地の方は今でも最低20万以上するようですが・・・。)
 この辺りは、七尾市の市街地から東へ2Km程度、30年ほど前に田んぼを埋め立てて住宅街にした場所である。そのころに移り住んで来た第一世代の方は60〜70才代になっています。

 不動産担当者から電話がありました。「400万円になりました」「どうします?」
 「交渉、進めてください」自宅から近い場所で50坪400万円なら買いでしょう! と言う事で、一年越しの話が進み始めました。
 建物の 間取りを あれこれ考えました。「規制がかかった場所ですんなりと七尾市の認可を通すなら住宅として申請した方が良いですよ」と言われました。狭い中に玄関、トイレ、台所、風呂、更衣室、収納を納めなければなりません。当然、道場部分40畳は確保したい。

420万円と400万円の違い



 「420万円を400万円になりませんかね?」と無謀な交渉を持ちかけてみました。「難しいでしょうね」と言う不動産の返事でした。「地主の方も簡単には下げたくないでしょうから」「ここから先は、本当に買うという確証がないと無理かもしれません」と言う事でした。確かにそのとおり。

 道場を建てようと考えたら、最低40畳は欲しい。メインの練習は現在のワークパル七尾で行うとしても、数人が練習できる場所としては40畳程度は必要であろうと考える。
 建物は、プレハブ作りで300万円程度、内装に200万円で合計500万円は必要。これに土地代を足すと1000万円程度になる。
 現在、道場建設資金にと10年かけて貯めたお金が350万円程度、月々4万円10年程度で返すとして500万円借りると850万円。(500万円借りるのがぎりぎりと考える。これ以上だと家計を圧迫する可能性が)
 したがって、建築費をもう少し圧縮できたとしても、土地代を400万円以内にしないと実現が難しくなる。

 40畳の道場に駐車スペースを考えると最低50坪が必要か?

土地探し


 2005年の11月頃より不動産会社を知り合いから紹介してもらい、ダメもとで安い土地を探し始めました。町に近い所は高くてとても手が出ません。途中、これはとても無理かな?と考えました。
 すでに自宅はあります。その上、土地を買って借金を背負い込むのはどか?とも思います。
 最低50坪は欲しい。できれば500万以内であれば・・・。坪10万の土地は幾つかありました。焦って飛びついても良いことはないような気がしていました。
 やはり、この1年で少しずつ値下がりしてきました。町はずれでは、坪4万程度の物件もではじめました。
 自宅からは、少し遠いのですが、坪7万で50坪350万円と坪7万で70坪490万円の土地が出てきました。「50坪の方は交渉中の人がいるので、その人の次になります」という不動産の答え、「70坪の方はもう少し下がらないか、交渉してみます。」と言う返事でした。これが確か9月初旬の話です。
 9月中旬頃、「坪6万420万円に下げても良いという返事をもらいました」と不動産が意気揚々と報告に来ました。70坪の土地の話です。これは、飛びつく方が良いか?

2006年10月27日金曜日

配水管布設工事はじまる


 自宅から100m程度離れた場所に土地を購入する予定です。そこの土地で水道の配管工事が始まったようです。
 1年程度土地を探し回った甲斐がありました。

2006年10月26日木曜日

叱る

 今日の練習で小学校2年生の男の子3人をまとめて叱りました。鎮魂行(ちんこんぎょう:座禅行の様なものです。)の時に3人でつつき合いながらクスクス笑って集中していなかったからです。偉いのは、高学年が何度か私の代わりに注意をしてくれました。でも止めません。仕方がないので、鎮魂行の進行を途中で止め、3人を列から脇に出して座らせて、鎮魂行を再開しました。
 皆を一端、後方に下がらせ、3人を前に列ばせました。「3人だけの為にもう一度、鎮魂行を初めからやり直します。」そう宣言してからやり直しました。流石に真剣な表情で行っていました。
 最後に「3人は、やる時は、やる と言う約束を守りませんでした」「そして、君たちのために皆さんの時間を使ってしまたんですよ」「反省してください」「しかし、一度や二度、失敗することは誰にでもあります」「気がつかない事もあります」「大切なことは、同じ事を二度も三度も繰り返すことです」「何度も繰り返すのは単なるバカです」「皆さんはバカではないでしょ?」
 これは、3人に向かって話していますが、後方にいる子供達にも聞かせるつもりで話しています。多分、2〜3日は、効果があるでしょうが、しばらくすると忘れてしまうのでしょうね。繰り返し、繰り返し、注意し、時には叱らないといけないのでしょうね。

2006年10月23日月曜日

七転八起(ななころび やおき)


七転八起のタイトルは、不撓不屈で逆境から不死鳥の様に復活するような力強い決意で付けたわけでなく。「転んでもその内に立ち上がれることもあるさ!」という程度の理由です。
七尾市の七にも引っかけたかったのも理由の一つです。
七転八倒しないようにだけ気を付けます。