2007年10月14日日曜日

子供の脳が危ない!

 少林寺拳法武道専門コース 北陸地区 10月度で本部より派遣された大阪北清水道院 高辻吉治講師が配付した資料のタイトルが「子どもの脳が危ない!」でした。出典は、別冊PHP 2007年11月増刊号 P6〜8です。通常のB6版のサイズでなくB5版サイズの少し大きい雑誌です。
 記事を書いたのは、岡田尊司(精神科医)で医療少年院や病院の思春期外来での臨床経験と最近の脳科学の見知からの話です。
 内容の核心は、テレビゲーム依存の脳内でのメカニズムは、麻薬依存のメカニズムに極めて近いと言うものです。これは、ネット依存や携帯電話のメール依存にも共通するそうです。そして、大脳の機能低下が起こりうる。判断力や忍耐力、人への共感性低下、そして社会性の欠如へと至る。
 ショッキングで刺激的な内容ですが、少し冷静に考えるとゲームをしたから全ての子供がそうなるとは限りません。しかし、100人いたら何人かは影響を受けやすい子供がいることも事実だと思います。
 我々は、慌てる必要は無いと思いますが、子供がゲーム依存に陥る可能性があるかもしれない事を知っておく必要があります。
 養老孟司さんの書籍の中で読んだことがあるのですが、現代の親は自分の子供だったときの経験をそのまま子供に当てはめることが出来なくなっているそうです。
 私が子供だったとき、インターネットも携帯電話もありませんでした。テレビゲームのファミコンが発売されたのは中学生ぐらいだったと記憶しています。ネットや携帯電話、テレビゲームの影響が子供にどの程度あるかなど経験からはわかりません。
 また、私たちの親の世代(現在60才〜70才ぐらいでしょうか?)が子供だった頃、テレビはありませんでした。だから、私が小さかったときは、テレビの子供に与える影響についてさぞかし心配していたことでしょう。
 そのまた親は、戦後教育の激変に将来子供達がどうなるのか心配したことでしょう。
 社会環境は変えることは難しいでしょうが、 大切なことは、 子供を放置せず、干渉しすぎず、手をかけていくことでしょうか?
 今後も新しい知見が様々出てくると思いますが、その情報を参考にしながら、悩みながら子育てしていくしかないように思います。

2007年10月1日月曜日

ネクタイはどこ?

 2007年9月29日と30日の二日間に渡って、日本武道館主催の小松市地域武道指導者研修会が開催され、参加してきました。 派遣講師に(財)少林寺拳法連盟 新井唐弘会長と加藤義秋先生を迎え、大変有意義な講習会だった事は、支部だよりにも感想文を書きました。
 ここでは、29日の夕方に行われたレセフションのお話です。
 来賓は、新井会長、加藤先生に加え、小松市長さんもいらしていました。テーブル席で正式なレセフション形式でした。
 しかし、着ていった服装は、黒のスニーカー、棉パン、白地に縦のストライプのシャツ、麻のジャッケトというラフな格好でした。
 正式なレセフションと事前に判っていれば、それなりの格好をしてきたのに!!
 仕方がないので、ホテルに着いてから荷物を降ろし、外へ出かけました。上手い具合に、近くに洋服のAOKIがあったので飛び込みました。
 500円のネクタイを選び、レセフションに挑みました。
 前の方の席だったのでドキドキしながら式典に参加していました。懇親会に入り、ビールが入ると少し気が楽になりましたが、それまでは、何度もネクタイをお守りのように触っていました。若干顔が引きつっていたかもしれません?写真も撮られているんだろうと思いますが・・・。
 今回はうかつでした。案内文に懇親会ではなく、レセフションと書いてあった時点で気が付くべきでした。
 TPOにあった服装をしていないと恥ずかしい思いをします。開き直ってしまえばそれまでなのでしょうが、小心者なのでしかたがないです。
 500円のネクタイは今度どこかへしめていくかも知れません。500円には見えないものでした。