2006年11月5日日曜日

話題を絞る大切さ

 少林寺拳法創始60周年記念講習会と銘打って、石川県少林寺拳法振興会主催で石川県少林寺拳法連盟共催の講習会が石川県青少年総合研修センターで行われました。講師は馳 浩(衆議院議員) と坂下 充(金剛禅総本山少林寺 宗務局長)でした。
 馳議員は、選挙用の固い話でもするのかと勝手に考えていたら、教師時代の体験を交えながら生徒との信頼関係を築く第一歩のテクニックを「アイコンタクト」「スピーチコンタクト」「タッチコンタクト」の3つで説明していました。時々、議員として経験とプロレスラーとしての経験も交えて話をされており、とても判りやすく、有意義な時間が過ごせました。
 これは、話題を3つに絞って話をしていたからだと思います。例え話が脱線してきても3つの話題のいずれかに結びつけて話題を戻してこれるので聞いている方は混乱せずに最後まで話についていけるのだと思います。
 当然、人を引きつける話し方など別のテクニックも随所にあるからなのでしょうが、大変面白く聞くことができました。
 だらだらと話が進むと、一つ一つの話題が面白くとも結局、何を言わんとしていたのか良く判らなくなることがあります。テーマを最初にはっきりさせて話題が様々に飛び回るのは、聞いていて面白い話になるような気がします。