2012年12月9日(日)午後14時30分 私の長女 ひとみ(17才)が亡くなりました。
記憶がしっかりしている間に記録を書いておこうと思います。
2012年12月12日(水)午後7時よりお通夜(410人以上参列)
2012年12月13日(木)正午より葬儀が執り行われました。(160人以上参列)
葬儀に際しては、高校の同級生、吹奏楽部の部員の皆さんが最後のお別れにお参りして頂きました。吹奏楽部の皆さんには、葬儀が始まる前に演奏をしてもらい、生徒の皆さんで出棺時に合唱をして火葬場まで送ってもらいました。
通夜での喪主挨拶(私の挨拶)
本日は、足元の悪い中、これほど沢山の人が、私の娘、 ひとみ のお通夜にご参集頂きまして、誠にありがとうございます。ひとみ に代わりまして御礼を述べさせて頂きます。
ひとみ は、12月9日亡くなりました。当日は、朝から吹奏楽部の練習で学校に行きました。お昼前に練習が終わり、帰るために学校内で電車を待っている時に倒れ、能登病院に救急搬送されました。懸命な救急処置をして頂きましたが、残念ながら再び息を吹き返すことはありませんでした。学校での生徒の皆さんや先生方の手助け、ありがとうございました。また、能登病院の先生方のや看護師の皆さんの懸命な処置に感謝を申し上げます。
今日は、吹奏楽部の皆さんに無理を言って、亡くなる直前まで練習していたユーホニュームという楽器を持ってきて頂きました。今晩、練習の成果を聞かせてくれる事でしょう。
実は、残された遺族は、頭では、ひとみ が、亡くなった事は理解しているのですが、心情的には全く受け入れていません。諸行無常と言いますが、ここ数日は、時間が止まってしまっています。皆さんが悲しんでいる姿を見て、「悲しんだろうな~」などと他人事のように考えています。このよくわからない、遺族の心情をお察し下さい。
本日は、誠にありがとうございました。
なを、明日、正午から、この会場に於いて、ひとみ の葬儀を執り行う予定です。時間が許す方は、ご参列下さい。よろしくお願いします。
葬儀での喪主挨拶(私の挨拶)
本日は、娘の ひとみ の葬儀に御会葬頂きまして、ありがとうございました。
今日は、クラスの皆さんや吹奏楽部の部員の皆さんに送って頂いて、ひとみ も喜んでいることでしょう。ひとみ に代わりましてお礼を述べさせて頂きます。
今日は、ひとみ のクラスや吹奏楽部の方々が多数、来て頂いていますが、皆さんに二つのお願いがあります。
一つは、「命」を大切にして下さい。ひとみ は、生きたくてもここまでの命でした。生きていれば、多少辛いこともあるでしょうが、楽しいことも沢山、体験できたことでしょう。
皆さんは、これからの人生、ひとみ の代わりに「命」を大切に生きてください。
二つ目は、時々 ひとみ の事を思い出してやって下さい。学校の行事、卒業式や成人式、同窓会など、皆さんが集まるような時、たまに、ひとみ の話でもしてやって下さい。それが、一番の供養になると思います。宜しくお願いします。
本日は、誠にありがとうございました。
こんな経験は、二度としたくありません。
ただ、あり得ないことは、あり得ないんだと言うことがよくわかりました。
七転八起
ただ、しばらくは、起き上がれないかもしれません。
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