2012年6月16日土曜日

作:村上もとか JIN ー仁ー 20巻 をやっと読み終わりました。
 市立図書館から借りながらだったので、なかなか読み進めることができないでいました。
 最後をどの様にまとめるのか楽しみにしていました。SF的には多少強引な幕引きですが、この物語は、SFというカテゴリーには入らない様な気もしていますのでこの終わり方でも成立していると思います。
 このマンガは、検証の物語ではないかと思います。現代の医学が、まったく薬剤や医療機器が無い状態では、どこまで医療を展開できるか?このテーマに時代劇要素を加えて、人々のストレートな感情を乗せて、面白いエンターテイメントに仕上げてあるのだと思います。
 医学的考証や時代考証もしっかりされていて、細かい描写もされているので、リアル感があります。この2つがしっかりしているのでより面白みが増しているのだと思います。

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