2011年10月12日水曜日

ダ・ビンチ

 腹空内視鏡手術用ロボットの「ダ・ビンチ」という手術支援用ロボットを触らせてもらえる機会がありました。
展示用の物で、トラックの荷台に設置してありました。ロボットは、カメラとアームが3台付いていました。作業台の上には、10cm四方程度の大きさの中に、小さな柱があり、そこに直径1cm程度の輪ゴムをつまんで入れる作業のデモンストレーションをしていました。
ロボットと、操作台は離れていて、遠隔操作します。ネットが繋がっていれば、地球の裏側からでもロボットを操作できそうです。
操作をさせてもらったのですが、操作台の前に座り、箱眼鏡の様な物をのぞき込むと、3D映像で立体的に作業台が拡大されて映し出されていました。
親指と示指で操作しますが、指の動きに合わせてマニピュレーターがスムーズに動きます。手首の動きも再現されていて、モニターの中なのですが、目の前で本当に操作しているような感覚になりました。輪ゴムをつかむのも簡単にできるし、右手から左手に持ち替えたりすることこもできました。かなり細かい操作をしているのですが、ロボットは、手ぶれを押さえる機能もあるそうです。
最先端のロボットを体験できて、ワクワク、ドキドキしました。
医者ではありませんが、こんな機会が得られるとはラッキーでした。
お値段は、3億円ほどだそうです。これにもびっくり!
こんなロボットが今後、全国に普及してくるのでしょう。
最後に、3D映像を眺めた後、普通に字を書こうとしたら、少しピンぼけしてしまい、かすかに手が震えているような錯覚もありました。「ダ・ビンチ」で書いた方がスムーズに書けたりして・・・。