2009年11月22日日曜日

北陸学生連盟合同練習会に行ってきました

 今日は、午後から金沢大学の体育館で、北陸学生連盟合同練習会に他の先生方3人で講師として指導に行ってきました。
 北陸学生連盟は、福井、石川、富山の大学少林寺拳法部の集まりです。数年前は、100人以上の会員がいたと記憶していますが、段々と大学の数も減り、人数は寂しくなってきました。
 しかし、一人一人の学生は、元気が良く、楽しく少林寺拳法を行っているようで、こちらも若いパワーをもらって帰ってきました。
 柔法で90分、剛法で90分、講話30分の内容でした。

講話のテーマは、「社会において少林寺拳法をどう生かすか、どう生かしているか」
 先ず、力愛不二(力と愛の調和)について話しをしてみました。
  力:腕力、武力、権力、金力など
  愛:慈悲心
 「愛のない力は、暴力であり、力が伴わない愛は無力である」
新しい日本の総理大臣は、「友愛」と言っています。
現在、求められているのは「力愛不二」の精神なのかもしれません。
 権力など、力を行使できる立場にある者は、慈悲心など他の人のことを考えて行動しなければなりません。
 力を自分の為だけに行使するのは、他の者の迷惑にしかなりません。(ジャイアン)
 傍観しているだけで、行動しないと、何も始まりません。(静香ちゃんやデキ杉くん)
 強い者に巻かれろ。自分が無い。(スネ夫)
 力も使い方を間違うと、最後に自分がひどい目にあいます。(のび太)
自分が先輩になったら。権力を行使できる立場になったら。どう行動するか?
考えてみて下さい。

話題を少し変えます。
 自分は何が向いているだろうか?何が出来るのだろう?自分っていったい何?
この様に悩んでいる人が多いようです。
 自分探しは、他人との距離感や反応によってしか推し量ることはできない。
 自分は、何者か?どんな価値があるかは、他人がそのうち判断してくれる。
 社会の中でしかこれは不可能。
 走りながら修正するしかないか?

と、こんな感じで話しをしてきました。